【ご紹介】感情ってコントロールできるの?

私がアドラー心理学を学び始めた頃
1番最初に講座を受講したのが、
「感情のコントロール法セミナー」でした!

それくらい、私は感情に振り回されている
と、感じていたんだと思います。
子どもたちにイライラし、
嫁さんにイライラし、
そして自分自身にイライラし、
いつも「怒り」の感情を露わにしていました。
そのため、その頃の私を見て、子どもたちから
「パパはいつも怒っている!」と言われるほど!

それは、「うつ」だったから、しょうがない! と
思っていた時期もありましたが、
そんな自分を「変えたい」と思っていたのもまた事実で!

この本は、私をアドラー心理学と結びつけてくれた
「感情」を、「どうしようもない」ものではなく、
うまく付き合い、味方にもなってくれると教えてくれます。

私も学んだ「怒り」から、
「不安」「嫉妬」「劣等感」などの
ネガティブな感情でも、
その「感情」を生み出している「目的」と
その「感情」を向ける「相手役」が必ずあると
著者は言っています。
やみくもに、「感情」を爆発させているわけではなく、
「相手」となる人に向かって、ある「目的」のために
「感情」を使っている!
そう考えると、なぜ「感情」が沸き起こってくるのか?
少し感じるものはありませんか?



また、著者は
「感情コントロールは、感情の抑え込みではない」
と言っています。

「怒ってはいけない」
「心配してはいけない」
「妬んではいけない」

生まれてくる「感情」を、無理やり抑え込んで、
無いものにするのではなく、
その「感情」をうまく使って課題(困難)を
克服する原動力にしているのだそうです!
ここからも、「感情」と仲良くしなければいけませんね!



「怒り」
「不安」
「あせり」
「心配」
「嫉妬」
「憂うつ」
「劣等感」など

それぞれの「感情」の対処方法については、
ぜひこの本を読んで
感じてみてはいかがでしょうか!



最後に、この本の中で私が一番印象に残ったのは、
「悩む」のではなく「困る」ことを、
あとがきで著者が奨めている点です。
とかく、課題などに直面すると悩んでしまい、
余計なことばかり考えてしまっているように思います。
「悩み」からさらに次の悩みを生み、
極わずかしかない「失敗」などを妄想し、
尻込みしてしまいがちですが、
これを「困り事」と捉え、困ったことを解決する方法を探し、
対処する!

いたってシンプルな考え方によって、
悩みのスパイラルに陥らないように
「感情」を自分自身の良きパートナーとして
付き合っていきたいと強く感じました!


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