【ライフスタイル】創造力って?

先週末ころに関東辺りまで梅雨入りしましたが、
朝の最低気温が例年より低く、朝晩の気温差が大きいため
体調を崩されている方が多いと聞きました。

 

かくいう私も、先週末あたりから今週にかけて
何となく身体がだる~い感じでした。

 

「だるおも!」

 

梅雨入りしても、本格的な雨はまだのようですので、
体調管理には十分お気を付け下さい!

 

 

 

こんにちは!
人おこしカウンセラーの

和田 博正(ひろまさ)です!

 

 

 

 

さて、

先週は、自分おこしセミナー(ELM勇気づけセミナー)の


第4章:感情と上手につきあう
第5章:自分のスタイルを明確にする
第6章:セルフ・トークを意識する


を、実施しました。

 

 

 

その中の、「第5章:自分のスタイルを明確にする」は、
先日もご紹介した、「ライフスタイル」のことなのです。

 

 

この、「ライフスタイル」をより詳しく理解するために

 

「アドラー心理学を深く知る29のキーワード」
著者:梶野 真、監修:岩井俊憲

 

を、読みました。

 

 

この中で「ライフスタイルの形成」に関して
3つの要因があると触れられています。

 

 

【ライフスタイル形成の3つの要因】
・遺伝的要素
・環境的要素
・創造力

 

 

遺伝的要素は、男・女の違いや体つきなど
環境的要素は、文化や家族など

 

ここまでは、ライフスタイルを形成するうえで
決定要因ではないものの、影響要因であることは
推測できますが、
「創造力」だけは、何ともしっくりきていませんでした。

 

 

 

辞書で「創造力」を牽いてみると

 

【創造力】
新しいものをつくりだす能力。
解答が1つだけではないような課題における思考、
すなわち発散的思考の能力と関係があるとされる。
知能の高い人が創造力にもすぐれているとはかぎらず、
創造力は知能のほかにパーソナリティ、動機、
所属する集団など、さまざまな要因により影響される。

とのこと!

 

 

 

我々が普段「創造力」を使うときは、
「(今までにない)新しいもの」を創りだす、
という意味が強い気がします。

 

しかし、「ライフスタイル」の形成で考えると、
普段「あたりまえ」と思えることでも、
成長段階にある10歳までの子ども、にとっては
決定するすべてが「創造」だということが分かります。

 

そう考えると、現在より子ども時代の方が
「創造力」はとても豊かだったと言えるかもしれません。

 

さまざまな要因とは、「遺伝的要素」や「環境的要素」であり、
「創造力」はこれらの「要因」により影響される、とあります。


この「要因」の影響度合いによって無限の可能性から、
決められた領域に狭められてしまうでしょう。

 

 

 

「アドラー心理学を深く知る29のキーワード」の中で
「創造力」を以下のように説明されています。

 

 

私たちは、それぞれに与えられた遺伝的要素や環境的要素といった
限界と可能性の中で、想像力を用いて自分自身のライフスタイルを
決定しています。
この創造力は、人間に「自己決定性」と「自己責任性」を
与えてくれます。
そこには、選択と決定の自由意思があります。つまり人間は、
遺伝的要素や環境的要素によって機械的に動かされているわけではなく、
それらの制限を受けながらも、自由な決断をくだし、自分を
コントロールできる存在だということです。人間にとって、
3つの要因の中でただひとつ、自分の意志で自由に決められるのが、
この創造力なのです。

 

 

 

アドラー先生が、
「ライフスタイルは変えられる」
と言ったのは、この創造力を駆使すれば
これまでとは違う決定を下せることにあると
私は考えています。

 

 

もちろん、変えることのできない「遺伝的要素」や「環境的要素」も
その感じ方や解釈を変えることはできるはずです。

 

 

このことからも、自分自身のライフスタイルを理解することは
これから先の未来の選択を、今の自分が決められる、ということですね!

 

 

ぜひ、あなたも今の自分・ライフスタイルを
見つめ直してみませんか?

 

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました!